5月25日 幸せのトビラが開かれる

歌手デビューから33年「今がいちばん輝いている」桑田靖子さんインタビュー

1983年、歌唱力に定評があり実力派の新人として「脱・プラトニック」でデビューした桑田靖子さんは当時16歳。日本レコード大賞・歌謡大賞など多くの賞レースで最優秀新人賞・優秀新人賞を獲得しました。

デビュー後には人気番組「天才・たけしの元気が出るテレビ」の初代メンバーに抜擢されるなど、バラエティーからドラマ、舞台などでも活躍し知名度をあげますが、その後「歌中心の活動がしたい」という本人の強い願望から当時の所属プロダクション(サン・ミュージック)を円満退社し単身アメリカへ。

デビューから33年。
当時からのファンや、現在のチームメンバーも「今の桑田靖子が良い」と口を揃える、そんな大人の女性として磨きがかかった桑田靖子さんに今回お話を伺ってきました。

ずっとコンプレックスと付き合ってきた

桑田靖子01

–桑田さんお会いできて光栄です!そしてホントお綺麗!

えー!ありがとうございます(笑)
私、確かオーディションを受けたのが12歳位の時なんですけど、オーディションでも本当に男の子にしか見られなかったんですよ。
喫茶店とか行って「お手洗いどこですか?」って聞くと店員さんに男の子のトイレに連れていかれるくらい。髪の毛こんなに長いのに!
ずっとコンプレックスがあったんです。

デビュー当時も周囲のアイドルってルックス的にも可愛い子がたくさんいて、例えば私が道を歩いていたら「あなたなんかが何でアイドルでデビューしてるの。そんなブッサイクなのに。」とか凄い言われたんですよ。普通に。

怖くないですか?16歳位で原宿とか歩いていたりして、知らない人にそういうことを言われるとか。それでもまぁ、「デビューしたんだな」みたいな。ですけど凄いコンプレックスがずっとありましたね。

–清純派アイドルというか、可愛らしいイメージが私にはあるんですけど。

会社の売り方も上手だったと思います。今でも同期の方々を見ると、「いやー周りは可愛かったなー」と思うんですよ。ずっとコンプレックスがあったんですよね。だから女性っぽい事をするとか、絶対私には似合わないってずっと思ってきて。

–そうなんですね、今の桑田さんを見ていると凄く色っぽいイメージがあるので意外です。

いや~そうですかね。だから本当にもう汚いジーパン履いてビーチサンダル履いてTシャツ着て、髪の毛ぐわ~ってしてメイクとかも全然。それこそコスメの事も全く知りませんでした。「BBクリームってどこに塗ればいいですか?」という位、もう全然知らない。興味を持ったらいけないって思うくらいコンプレックスがあった人だったんですよ。

もう歌うつもりはなかった

桑田靖子02

–サンミュージックを退社されてから、再びステージへあがることになったキッカケって?

私、十何年お休みしていたというよりも、もう歌ったりするつもりはなかったんですよね。

–え!復帰するつもりはなかったんですか?

もう全然やるつもりも無くて。こうやってポスター作るなんて思ってもいない。8年位前はもう全く思っていなかったんですよ。
そんな中、昔の仲間が「セッションするからやらない?」って引っ張り出してくれたりして、そこで歌ってみたり。でも(昔のようには)やるつもりが無かったから打ち上げも行かないで帰るみたいな。そうしたらまた半年後くらいに、「またやらない?」って言われて、「もういいわ」って言ったら「お前だってまたやろうって言ったじゃん」みたいな感じで、まぁ、じゃあやろうか、みたいに。

最初の頃はそんな具合に、半年に一回とか一年に一回とかポツポツとライブをやっていたんですけど、世の中がインターネットの時代になっていたので、昔のファンの方が見つけてくださることもありました。

–確かに今はインターネットで情報を得られますもんね。ファンの方にとっても嬉しいですよね。

デビューしてからそのまま長く続けていれば33年目になるんですけど、そのうち10年、15年くらいはやっていませんでした。その間に元のプロダクションやレコード会社の制作スタッフの方とか、皆さんお偉くなられて、逆に言うともうご引退なさるので、ご挨拶だけでもしておかないとって。

そういう機会でお会いした方が、出版会社の社長さんで、私のデビューのきっかけになったオーディションの時に「あなたの名前は?」「男の子じゃないの?」って言った方だったんですよ。大好きな方。
その時に「機会があればまた歌も歌いたいんでしょ?」なんて言われて。どうかしら~みたいな感じだったんですけど、お別れの時に「なんでその髪型?」って聞かれたんですよね。その時の髪型はスパイラルで、あんまりキレイな格好はしていなくて。でもその方が仰るって事はきっと何か意味があるんだろうなって感じたんです。

その時期たまたま桑田としてまた音楽をやるかやらないか、みたいなタイミングだったと思うんですけど、服装からメイクから髪型から全て変えて、それでまたその方にお会いしたときには「いいじゃない!」って言われて。

見た目のギャップだとかインパクトだとか、そういう事を凄く意識される方だったのかなと思うんですけどね。私が「前に仰っていたことには何か意味があるのかなって思って、全部変えてみました。」って言ったら「そこ、そこなんだよね。」って。

今後表に出て行く時にどういう事が好まれるかとか、自分を良く見せるのはどういう事かっていう事を、その時に凄く投げかけられた気がしたんですよ。

「なんでその髪型?」って言われる前までは、割りとただ自分が好きな格好をしていたんですけど。ある時なんかちょっと変えてみようかなって。だから凄くそういう意味でも、好きなものと「桑田靖子」って言うものを別として考えて、桑田靖子をもうちょっとチームとして作って行けたらどんな風になるのかなっていう風に考えていったんですよね。

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この記事を書いたライター
yukinko

yukinko

これまでに様々なテレビ・雑誌のヘアメイクを担当。
2児の母であり、子育てをしながら自宅にてプライベートサロンも運営しています。

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