今、ボディクリエイターとして、全国の女性を「姿勢や歩き方から美しく」している一人の男性がいます。
自身で生み出した独自のメソッド「今村式ウォーキング」で、モデルからアイドルまで育成を手掛け、これまでにミスユニバース日本代表を2年連続輩出、他にも各種ミスコングランプリを多数指導、今やテレビや雑誌に引っ張りだことなっている注目のウォーキング講師、今村大祐(いまむら だいすけ)さんに “姿勢と美しさの方程式” について迫ります。
ホームレスからの大逆転
−早速ですが、今村さんは何故ウォーキング講師になったのでしょうか?
今村大祐さん(以下 今村さん):「僕の父が体育教師だった影響もあり、大学時代に中学、高校の体育教師の免許を取りました。大学で勉強した身体の知識を活かしたスポーツトレーナーになりたいなと思いましたが、普通のトレーナーにはなりたくなかったんです。なにか人と違うトレーナーになりたい、と思ったのがきっかけでした。
その当時、本屋でウォーキングの本を見つけ、姿勢やウォーキングに興味を持ち始めました。
そして、たまたま情熱大陸にその著者が出演しているのを見て、「これだ!」と思ったんです。翌日の朝、すぐにその方に連絡をして、導かれるように3日後には上京、21歳で弟子入りすることになりました。」
−3日後には上京ですか!凄い行動力ですね!
今村さん:「21歳から4年間、弟子として貴重な経験をし、身に付けた経験や技術を持ってチャレンジしようと師匠から離れ独立しました。「ウォーキング講師、今村大祐」としてリスタートしたんです。そうしたら見事にすべての契約を切られ、仕事がゼロになってしまった。師匠の看板が無くなった僕は無力だったんです。」
―ブログでも拝見しましたが、ホームレスになったのはこの時期ですか?
今村さん:「よくわかりましたね!正解です(笑)弟子をしていた時に収入が無かった僕は、借金をしながらでも弟子を続けていました。借金は4年間で600万円にまで膨れ上がりました。毎月の利子だけでも18万円ありました。
独立した途端に仕事がなくなり、利子さえ払えなくなりました。もちろん家賃も払えなかったので、軽自動車の中で半年間生活しながらウォーキング講師をしていました(笑)」
―人生のドン底のような体験…そんなご苦労があったんですね。
今村さん:「それから毎日車の中で「これからどうやって今村大祐としてのウォーキングの技術でやっていけばいいのだろうか」と考えました。そこで初めて、ブランディングやマーケティングというものを知り、まずは『ボディークリエイター』というオリジナルの肩書きからつける事にしました。」
人生の再挑戦がスタート
今村さん:「一般の方だけを指導している先生よりも、モデルにも指導している先生の方が、一般の方も興味を持ってくれるかなって考えたんです。すぐにモデル事務所のドアをノックしたのがきっかけで、「モデル兼ウォーキング講師」としてスタートする事になったんです。
そこから4年間は、ボディークリエイター・モデル・ウォーキング講師として、モデルや一般の方にウォーキングを教える講師業をメインにしていました。その他にもMC業やラジオパーソナリティー・イベントゲストなど、いろいろな経験をさせてもらいました。
それから、「喋れるウォーキング講師」という事で地方のテレビ番組に取り上げてもらうことが多くなり、YOUTUBEにアップしていた出演番組をきっかけに「スタードラフト会議」からオファーがきて、全国テレビに出れることになったんです。」
−そのTV出演がきっかけで、一躍有名になられたんですね。ちなみに、今村大祐さんといえば「ペットボトルの大ちゃん」が代名詞のようになっていますが、それは一体どこから始まったんですか?
今村さん:「ペットボトルを頭の上に乗せてウォーキングしたことから、その愛称で呼ばれるようになりました。でも、ペットボトルを頭上に乗せること自体は、ウォーキング講師のみなさんもやっていて、テレビで初めてやったというのが僕だったみたいです。」
−なるほど。ペットボトルを頭に乗せることで、どのような効果があるのでしょうか?
今村さん:「姿勢のセルフチェックや、身体の軸を整えたり、インナーマッスルを鍛えたり出来るので、腰痛や肩こり、更には老化の防止にも繋がるんですよ!」
−えー!そんな効果が!いいこと聞けました。
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