身体には様々なツボがありますが、ツボの位置が見つけにくかったり、自分では押しづらい位置にあるということもありますよね。
今回は場所を間違えず、簡単に刺激できるツボ押し方法をご紹介したいと思います。
呼吸器から循環器、消化器まで!1日5分で効果アリ
手の爪の生え際には、副交感神経の活動を活発にしてくれるツボが存在します。爪の生え際の両端にある井穴(せいけつ)と呼ばれるツボです。
※副交感神経というのはリラックス状態のときに優位になる神経のこと。逆に、活動しているときは交感神経が優位になっています。
井穴は、逆の手の親指と人差し指を使って、指の側面を両側から押すようにゆっくりと、徐々に力を入れてマッサージしましょう。
尚、同じ井穴でも、それぞれの指によって違う効果があります。
親指は「呼吸器系」への効果
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風邪予防や鼻炎、アレルギーの緩和、喘息といった呼吸器系への効果が期待できます。
肌荒れの改善や、意外なところでは円形脱毛症にも良いと言われています。
人差し指は「消化器系」への効果
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消化器系に効果があると言われていて、胃が弱っているときや便秘、下痢の解消にも効果が期待できます。
身体や心の緊張をほぐすときにも効果的なので、心を落ち着かせたいときに刺激すると良いでしょう。
中指は「精神系」への効果
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精神系に効果があると言われています。不眠を緩和したり、不安感を取り除きたいときなどに効果が期待できます。
耳鳴りにも有効で、ストレス耐性を高めたいときのにマッサージするのもおすすめ。
薬指は「血圧系」への効果
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血圧の状態を正常に戻すといった、血圧系への効果が期待できます。
軽度なうつの改善、三半規管への働きかけによるめまいの緩和にも役立つでしょう。
小指は「循環器系」への効果
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循環器系に効果があると言われていて、動悸や頭痛、血管のつまりにも効果が期待できます。
生理痛や更年期障害にも良いと言われています。
また、手のツボを揉むと末端の毛細血管が拡張するので、特に上半身の血流が改善されます。各指10秒ずつ、1日2~3回を目安に行いましょう。
手のツボであれば簡単に刺激することができるので、身体の不調を感じたときにはぜひマッサージしてみてください。
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