第一印象が表情や服装といった「外見」に大きく左右されるというのは有名な話ですが、同じくらい「話し方」や「言葉遣い」も重要だということをご存知でしょうか?
実際、第一印象に与える影響として「外見」は55%、「話し方」が37%、「言葉遣い・話の内容」が7%という統計が出ています。
一見、「言葉遣い」が与える第一印象への影響度は低いようにも感じますが、話す言葉が変われば話し方も変わるので、言葉遣いが与える第一印象への影響度を42%と考えると、それなりの影響力があると言っても過言ではないでしょう。
せっかく外見で好印象を持ってもらっても、話し方や言葉遣いが思わしくなく、「綺麗な方なのに残念……」と思われてしまってはもったいない!
もちろん、友人同士の会話であれば問題ありませんが、自分や旦那さんの仕事仲間や取引先の方など、一目置くべき相手に丁寧な言葉が使えると、大人な女性としてさらに磨きがかかります。
そこでぜひ、みなさんにチャレンジしていただきたいのが「大和言葉(やまとことば)」です。
印象を良くする大和言葉あれこれ
大和言葉とは、日本の風土の中で生まれた、奥ゆかしさのある美しい日本語のことです。
訓読みの言葉といった方がわかりやすかもしれません。
例:山 訓読みがやま、音読みがサン
大和言葉を発することで、言葉に丸みが帯び、印象が柔らかくなります。
また、言葉の表現が豊かになることで、賢くも感じられます。
40代になって、20代のときの言葉遣いのままでは格好もつきません。
これからは、日常的に美しい日本語を使いこなせるステキな女性になりませんか?
日常で使える大和言葉をいくつかご紹介
1.お願いするとき

「すみません、ご挨拶してもよろしいですか」
→「恐れ入ります、ご挨拶してもよろしいですか」
2.感想を伝えるとき

「すごい幸せです」
→「この上なく幸せです」
3.ご馳走したいとき

「今日は私がおごります」
→「今日は私にもてなしさせてください」
4.相手の都合を伺うとき

「お暇なときでかまいません」
→「お手すきのときでかまいません」
まとめ
いかがでしょうか?大和言葉はまだまだありますが、このように、少し言葉を変えるだけで品が備わります。
少し丁寧過ぎるように感じるかもしれませんが、美しい日本語を発する人に悪い印象を持つ方はいません。
これからも少しずつ、日常で使える大和言葉をご紹介していきたいと思いますので、ぜひ大和言葉を使ってみてください。
TOP画出典:https://digitalpr.jp/
この記事が気に入ったら「いいね!」をして
最新情報をGETしよう!