セレブな街「広尾」と、お洒落な街「恵比寿」の間にある完全予約制の高級ラーメン店「GENEI.WAGAN(ゲンエイドットワガン)」。
オーナーはテレビでお馴染みの入江瑛起さん。
ラーメン店で完全予約制、そしてコースで味わえる高級ラーメンとは一体どんなラーメンなのだろうと思い、早速行ってみました。
お茶目なオーナーの真剣な眼差し
入口はオートロック。インターホンで名前を名乗らないと扉が開かないシステムでドキドキワクワク♪
入ってみるとカウンター8席、テーブル3席、ロフト席があり、ラーメン店とは思えないほどお洒落で落ち着いた内装。
席に着くと入江オーナーがお出迎えして下さったので、カメラを向けたところお馴染みの猪木顔になり一気に緊張が解れました(笑)
テーブルには「YUKINKO様の演目」と書かれたコースメニューのお品書きがありました。
蛸のトマト煮
二、前菜盛り合わせ
勘八のアーリーオマリネ
乾酪(チーズ)のマッシュポテト
初秋のお浸し
イクラと海月の拉麺パフェ
三、蒸し物
南瓜茶碗蒸し
四、ジャスミン茶煮焼き豚の炙り
五、玄瑛拉麺&卵かけ御飯TKG
六、本日の水菓子
5000円のコースメニューはボリューム満載!
コース内容は週ごとに変わり、ラーメンも通った回数によって内容が変わります。
1回目は潮薫醤油ラーメン
2回目は海老薫醤油ラーメン
3回目は味噌
4回目は担々麺
5回目からはスペシャルに進化して行き、毎回違うラーメンが食べれるシステムになっているので、楽しみが増えます!
営業時間がpm6:00~am4:00とあったので、「遅くまで営業されているのですね」とお尋ねすると「あ、適当ぉ~(笑)ラストオーダーと書いて僕のモチベーションと読みます。モチベーションは最高am10:30まで営業したこともあるんですよ(笑)」と笑いを取りながら、お客様達の場を和ませる猪木オーナー、もとい入江オーナー。
猪木顔でお茶目なことを言いながらも料理をつくる姿勢は熱く、圧巻。
芸能人御用達の味に納得!麺に隠された秘密とは
ラーメン店でコース料理を食べるというのもちょっと不思議な感覚ですが、1品、1品美味しくいただいてきました。



「前菜盛り合わせ」では勘八のアーリオマリネ、乾酪(チーズ)のマッシュポテト、初秋のお浸し、イクラと海月の拉麺パフェ。
イクラと海月の拉麺パフェは食べ進めるとプチプチからサクサク、そしてプリプリという食感に変わり、初体験なお味で美味でした。

ジャスミン茶煮焼き豚の炙りでは、入江オーナー自らバーナーで炙るパフォーマンスがあったりと五感で料理を楽しめます。
せっかくなので、口から火を吹いているような演出をしていただきましたが……どうやら失敗ですかね(笑)
そしていよいよ、ラーメンの登場です!
ダシだけでなく麺にも拘り、製粉会社で麺と粉の勉強や実験をして、自ら麺を作る機械まで造った入江オーナー。
「ラーメンの麺の水分量は麺によって違うんです。例えば、博多ラーメンに使われている麺は23~24%、水分量の多い札幌ラーメンの多加水麺で30~35%。水分量が40%を超えちゃうとお団子みたいにくっついちゃうんです。
でもうちの麺は水分量47%なのに、くっついていないでしょ?47%で麺が造れるのは珍しいんですよ。縮れ麺の方がスープに絡むので、今からこのストレート麺を縮れ麺に替えます」と説明しながらコネていきます。
今回、私は初回なので潮薫醤油拉麺をいただいたのですが、あっさりとした中にもしっかりと旨味のあるスープと縮れ麺のコンビネーションがバッチリでした!
入江オーナーの拘り抜いたラーメンの麺と味を口にして、ゲンエイワガンが芸能人御用達の高級ラーメン店だということを改めて納得させられました。
ちなみに、裏メニューなんてものもあるらしいので、入江さんのInstagramは要チェックですよ!


ラーメンの後は卵かけ御飯と、デザートにマンゴーとココナッツのシャーベットまで出てきて大満足の大満腹でした。
完全予約制と知ったときは敷居が高い感じがしましたが、来店してみたらスタッフのみなさんも優しい方ばかりで、一人でも安心して来れます。
GENEI.WAGANの他にも、六本木と福岡に「麺劇場玄瑛」があり、そちらではラーメン単品でいただけます。
みなさんも拘りのラーメンを食べに来てみてはいかがでしょうか?
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