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照りつけるような日差しが降り注ぐ真夏の午後。お買い物や仕事の合間、ふと通りすぎたカフェから漂ってくるコーヒーの香りに、思わず癒された方は多いのではないでしょうか。
コーヒーのふくよかで芳醇な薫りは、リラックス効果があり、ストレス解消に役立ちます。また、体や頭が疲れているときにコーヒーを飲むと、集中力が増して、やる気が出てくるとも言われています。
そんな元気の出るコーヒーを求めて、「東京のおいしいコーヒー」にも掲載されている「リュモンコーヒースタンド」(吉祥寺駅から徒歩7分)を訪ねてみました。
シングルオリジンで違いを楽しむ
コーヒー豆の産地、鮮度、豆の状態、煎り方にこだわったカフェが東京・吉祥寺「リュモンコーヒースタンド」。コーヒー豆の個性に惹き付けられたオーナーの小泉直樹さんが、一杯ずつ、丁寧に入れてくれるコーヒーは絶品です。
こちらでは「シングルオリジン」という、ブレンドしない、単一農園で作られたコーヒー豆でいただける贅沢なコーヒーが人気。
ストレートは、主に生産国や生産エリアの名前で呼ばれたりしています。
生産国:ブラジル、コロンビア、etc.
生産エリア:ブルーマウンテン、エメラルドマウンテン、キリマンジャロ、etc.
ストレートの場合、いつ、どこで、誰が、どんな製法で作ったコーヒーなのかは、殆どわからないのですが、それに対してシングルオリジンは、それらが一定のレベルまで追跡できるもの。
本日のコーヒー豆の状態が、店内の入口ほか、カフェ内の至るところに設置され、生産者の方はもちろん、どんな風に育てられ、今、目の前に提供されているか、じっくり楽しむことができます。
豆の銘柄だけでなく、農園で採れた豆が丁寧に焙煎されて、どんな風味になったか、オーナーがひとつずつ書いてくださっているのです。
一口含んだだけで、身体に染み渡るような、風味豊かな味わいが広がっていきます。コーヒーが大好きな人も、初心者の方も、思わずほっこりすること間違いなしです。
コーヒーを楽しんでもらうための工夫が施された空間
出典:http://ryumoncoffeestand.jp/
「コーヒーをより一層楽しんでいただきたい」
白を基調に、匂いや音のするものは配置されていない店内には、香りのしない手指洗浄液やコーヒーの豆知識がそっと置かれています。
また、オーナーとコーヒー談義ができる1階の4席は、コーヒー通の間では、とても人気があるんだそう。
2階のソファー席は、やさしい木漏れ日が入ってくるテーブル席が人気です。ソファーは柔らかすぎず、ゆったりした座り心地を追求したものです。
空調の音にまで配慮され、かといって店内が快適な室温であるよう、サーキュレーターが静かに回っています。本当に居心地がよくて、思わず時間を忘れてのんびりしてしまいます。
コーヒーの脇役を務める美味しいパンやスイーツ
あまりに居心地がよくて、思わず追加で自家製チーズケーキも注文してしまいました。
リュモンコーヒースタンドのスイーツは、「チーズケーキ」「ブラウニー」の2種類があります。他、最近モーニングメニューでも人気の「こだわりバタートースト」がレギュラーメニューに。
芳ばしく、サクサクの歯ごたえがたまらない「ごま薄焼きクッキー」「サブレフロマージュ」の焼き菓子が2種類。
どのメニューもコーヒーの味を引き立てる、シンプルなこだわり食材を使って、甘すぎないヘルシーなものばかりでした。
コーヒーやスイーツだけじゃないこだわり
リュモンコーヒースタンドは、コーヒーのホットメニュー、アイスメニュー、スイーツだけじゃなく、自家製のシロップで作るソーダも人気があります。
定番の「レモンスカッシュ」「スペアミントとうめシロップのソーダ」のほか、今年の新作「ピンクグレープフルーツとディルのソーダ」も爽やかな喉ごしが楽しめると評判なんですよ。
提供されるコーヒー豆が変わるのも楽しみのひとつ
「リュモンコーヒースタンド」は季節や産地の状況で、提供されるコーヒー豆が変わるのもお楽しみいただけます。
オーナーの小泉さんが心を込めて選んでくれたコーヒー豆を、贅沢なシングルオリジンでいただく。いつ行っても新鮮な、楽しみがあるカフェです。
吉祥寺という立地の中で、アンティークショップやおしゃれな雑貨店を巡りながら、一息つくのにとてもおすすめです。お近くにいらした際は、ぜひ足を伸ばしてみてくださいね。
リュモンコーヒースタンドのメニューの数々が掲載されているSNSも必見ですよ。
TOP画出典:http://girlydrop.com/
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