INDEX
冬の厳しい環境で創られる氷の芸術、氷柱(つらら)。中でも埼玉県の奥秩父で見ることができる氷柱は、知る人ぞ知る冬の観光名所なんです。
ライトアップに誰もが感動!三十槌の氷柱(みそつちのつらら)
埼玉県秩父市の大滝地区、奥秩父にある三十槌の氷柱(みそつちのつらら)。
ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場直下にある荒川河川敷で、その芸術的ともいえる巨大な氷柱を見ることができます(記事下にMAP有)
大滝地区は川の南岸に存在し、朝晩の気温がマイナスになることも珍しくなく、冬になると陽が当たらないため氷柱が育っていきます。寒さが厳しくなる1月中旬過ぎから2月中旬頃にかけてが特に見頃。
そして三十槌の氷柱では、天然の氷柱と人口の氷柱があり、壮大なその景色に誰もが圧倒されます。
三十槌の氷柱(天然)
Photo by Hiroaki Ishikawa
こちらは天然の氷柱。
湧き出た石清水から創りだされる幅30m、高さ10mの神秘的な景色です。
Photo by Hiroaki Ishikawa
この氷柱を前に、冷たい川の空気を吸い込むと、不思議と心が洗われる気がします。これほどまでの氷柱が造られるなんて、自然の力の大きさに驚きです。
三十槌の氷柱(人口)
Photo by Hiroaki Ishikawa
こちらは人口の氷柱。
天然氷柱の上流の崖から水を流して造られています。幅55m、高さ25mというスケールの大きな氷柱は圧巻。
Photo by Hiroaki Ishikawa
ライトアップはいつ見られる?
三十槌の氷柱2017年の開場期間
営業期間 | 2017年1月7日(土)から2月19日(日) ※氷の状況により終了が早まる場合があります。 |
ライトアップ | 1月14日(土)から2月12日(日) 17:00〜19:00、土日祝日は21:00まで |
問合わせ | 秩父観光協会大滝支部 ☎ 0494-55-0707 |
駐車場 | ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場 / 500円 つちうちキャンプ場 / 500円 |
アクセス | 関越自動車道・花園ICから国道140号を利用して約48km(約70分) |
MAP |
「三十槌の氷柱」2017年の見どころと注意点
Photo by Hiroaki Ishikawa
折角「三十槌の氷柱」に行くならライトアップは絶対に見て欲しいポイントです。特に2017年は秩父の四季をイメージしたライトアップで様々な色に変化する幻想的な氷柱を見ることができます。
【春】羊山の芝桜 ピンク
【夏】三峰山の自然 グリーン
【秋】中津渓谷の紅葉 レッド
【冬】三十槌の氷柱 ホワイト
色が変化するライトアップは、神秘的なイルミネーションです。
そして、氷柱見台(ウッドデッキ)が繋がり、場内を1周できるのですが、ウッドデッキからは自然の氷柱と上流の氷柱がよく見渡せるおすすめのポイント。
Photo by Hiroaki Ishikawa
また、三十槌の氷柱のライトアップを目的に行くなら、16:00前の到着を目標にして出発するとちょうど良さそうです。それより遅くなると、時期によっては長蛇の駐車場待ち渋滞に巻き込まれる可能性があるので要注意。
この季節にしか見ることができない絶景。
是非、期間中に「三十槌の氷柱」に行って自然の力を存分に味わってみてはいかがでしょうか。
TOP画出典:http://www.woodroof.jp/
この記事が気に入ったら「いいね!」をして
最新情報をGETしよう!